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TW3より飴(c05383)と花(c11349)の日記跡地。 現在の主な成分:頭の可哀相な背後。よその子ごめん。仮プレ。飴花の(背後に対する)不満。たまに遊びに来る喪(c08070)と石(c28018)。力関係はPC≧PL。
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廃屋バッドエンドはできてんだ。
何がどうなってこうなるのって流れは知らんがな^p^
確かエコたんときゃっきゃ話してた奴では、3月くらいから一年分、エルフヘイムの決戦までで、
最初のアクスヘイムの決戦で選択肢しくると廃屋バッドに行くとかそんなこと考えてたね。
でも多分これはあれだ、だんちょルートのバッドエンド?
だんちょばっどってメモがあるからきっとそうだ←

参考までに。
っ【廃屋ロマネスク纏め

+ + + + + + + + + +

「どっか、お出かけー?」

 尋ねたのは気まぐれ。
 けれど何か、何か、そうしなければならないような気がした。
 尋ねた当人の隣には、真っ白な少女がちょこんと座り、どこか不安をあらわにした眼差しを所なさげに彷徨わせている。
 反対隣には、少し距離を開けて、気のない素振りで意味もなく自身が帯びた小瓶を出し入れして眺めている少年が居た。
 何かを見たわけでも聞いたわけでもないだろうに、彼らは明らかな確信を持っていた。

「……あぁ」

 一言、肯定だけを返した、冷めた色の背中が、再びここに戻ることはないのだと。

「ふうん」

 だからと言って、何が変わるわけでもないのだと。






* * * * *

 ――ふらふらと家にたどり着いた私は、蒼白した顔で部屋に戻った。
 お母さんが心配そうな顔をしていたけど、私の目が赤く腫れているのを見つけて、何も聞かないで居てくれた。
 ありがとう。心の中で呟いて、私はベッドに倒れこんだ。

 開きっぱなしの目は、乾くことなく枕を濡らした。

 あの人の声がずっとずっと、頭の中で響いて。
 ずっとずっと、頭の中で、私を拒絶して。

「っ…う、うぅ……わあああぁぁっ!」

 溜まらずに、ただ声を上げて泣き続けた。

 あれから、一週間が経った。
 泣き続けた夜が明けて、日が高く高く昇った頃に、私は息苦しくて溜まらない思いを引きずりながらも廃屋に向かっていた。
 どれだけ涙を拭っても、この思いだけは拭いきれなかったんだ。
 逢いたい。
 本能に近い感情に促されるまま向かった廃屋は、いつも通りひっそりとして静かで。
 ――ただの、廃屋になっていた。
 キィキィと、風に軋んだ音を立てるだけのドアは、半分開いたまま。
 そうして、『誰も居ないよ』と、立ち尽くす私に囁きかける。
 呆然と、茫然と、私は立ち尽くしていた。

 だから今日も、私はこの場所を訪れる。
 賑やかな活気に溢れた、冒険者の集う酒場に。

「あら、何の御用かしら」

 微笑む声に、私は胸の前で組んでいた指に力を篭める。

 ――逢いたい。

「……探して欲しい人が、居るんです」




END





詳しくは団長の攻略情報をご参照ください←

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飴と花
性別:
男性
自己紹介:
飴:キルフェ。不機嫌なお友達
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
あっち女子部屋、こっち男子部屋

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