我が家の殿方は、どこまでも面倒臭いから。

物理的に背中を押して

物理的に釘を刺して

前を向かせるのが、私のやり方。

嘆いている暇があるのなら精進しなさい。

憂いている暇があるのなら行動しなさい。

烏滸がましくても、分不相応でも。

我儘でも欲張りでも勝手でも。

焦がれてやまないのなら、手を伸ばしなさい。

大切な物を守れたことなんて、今まで一度でも、あったのかな。

救えたことなんて、今まで一度でも、あったのかな。



そんなちから、あるわけなんてないのに。

まもれると。

すくえると。



――何で？　どうして？



そんな烏滸がましいこと、思ったりしたんだろう。

そんな出来もしないこと、望んだりしたんだろう。

わかんない。

狡いせいかな。





胸を張って、顔を上げて、なんて。

どうやったら出来るって言うの。

空の色が紺から暁へと変わっていくのをぼんやり、鐘の無くなった鐘突き台から眺めて、ひらり、地上へと戻る。
真っ直ぐ向かったのは、未だ街の人間の大半が過ごしている、集会場。
「父さん」
呼べば、その人はすぐに、気が付いた。

ジャスト４００字。

＊　＊　＊　＊　＊

捜索：
巨人に接触の後「不自然に捜索に失敗する場所」の把握
移動中は死角を特に警戒し、非戦アビにての捜索を行う者を補佐

戦闘：
フォローのし合える位置を目安に半円陣形
岩等を用いて極力逃走を防止できるように

前衛に配置
ギアス・暴走が付くまでは無影反動脚にて攻撃
両方の付与がある状態であれば薔薇の剣戟にて攻撃
火力優先、ハイパーは狙いすぎない
ハイパーが溜まった際は回復＞攻撃の優先で使用
もう少しで仕留められる状況ならば攻撃優先に

被ダメがGUTSの６割を超える者へガーディアンクリスタルを使用
過剰回復を避けるため、他の回復手と声を掛けあう

呪詛の付与があり、自キュアの無い者への回復は、ハイパーのある状態での使用を理想に
無くても必要時は使うが、条件満たされている場合は率先して行う

後：
狼煙を上げて巨人と合流、討伐の旨を報告
周囲の警戒は変わらず行い、自身の体力に４割以上の余力がある場合は
最もダメージの多い者に回復を行っておく

出発日はどこまで時間取れるか不安な物で、先に先に。
こんな感じで、かんがえてるっ！

＊　＊　＊　＊　＊

戦闘時以外はステルス常用
影に紛れやすい服装で

屋敷：
屋根の上等、裏庭が見える場所で潜伏
ケティが囮に手を出そうとしたら割り込んで庇う
囮は「ラアル」呼びで、保護するように振る舞う
戦闘時は配下＞ケティの優先順
配下が居る間は暴走キャンセルでスピニングエア
BS時、一人の時は空中殺法
包囲陣形維持し、逃がさない素振りを
後一撃の時点で、囮の制止に困惑した風を装って隙を作り、逃走させる
チェイスをかけておき、姿が見えなくなるまでは追わない

尾行：
ケティ：スカラン：他 の二重尾行
死角になりやすい頭上、相手の背面確保を意識
目視できるぎりぎりの距離を維持し、動くのは相手が背を向けている時のみを徹底

建物内等へ入られた場合は外から見える限りを把握した上で潜入
監禁場所が確定するまでは極力手出ししない

万が一尾行がばれて一般人を巻き込みそうになった場合は、その時点で止めを
簡単に捕まってくれやがった馬鹿には自力で帰ってこさせる