TW3より飴(c05383)と花(c11349)の日記跡地。
現在の主な成分:頭の可哀相な背後。よその子ごめん。仮プレ。飴花の(背後に対する)不満。たまに遊びに来る喪(c08070)と石(c28018)。力関係はPC≧PL。
+ + + + + + + + + +
「――でね、彼ったらそこでなんて言ったと思う?」
窓辺でぼんやりしていれば、同じように窓辺に凭れて、やぁ、なんて軽い調子で掛けられる声。
初めの内こそ視線に会釈、それなりの誠意らしいものは返していたが、すぐに止めた。
変わらないからだ。返事をしようとすまいと、窓辺のそれが取る行動は。
「そしたらさぁ、今度は――」
閉じる事を知らないのか。喋りだしたら止まらない口は、あれやこれやと話題を摘んでは囀る。
返事があろうと、なかろうと。
「そう言えば昨日も……」
「なぁ」
ぴたり。
問う声に、初めて、止んだ声。
背を預けていた桟越しに振り返れば、きっと、きょとんと不思議そうな顔が見つめてくるのだろうけど。
生憎と、それを確かめる気には、ならなかった。
ぼんやり。変わらず空色の天井を見上げながら、独り言のように呟く。
「その話、いつまで聞いてればいいわけ?」
何気ない疑問に、返る言葉はない。
黙ったまま、過ぎる時間。
あぁ、久しぶりに静かだな。思った頃に、ようやく、返答。
「……聞いてたの?」
心底意外そうな声に、そんな気はなかったはずなのに、思わず、振り返る。
声と同じように、心底意外そうな顔が、金の瞳をぱちくりと瞬かせながら見つめていた。
「……別に、聞いてたわけじゃねーけど」
「え、あ、だよね……あはは、だよねぇー」
怪訝な顔をすれば、へらり、誤魔化すように笑われる。
「それじゃ、俺はもう出かけるから、またね」
いつもとは、逆。お喋りにうんざりして部屋に引っ込むのは自分の方なのに、今日は、相手の方が先に姿を消した。
逃げる、ように。
そんな印象に、ゆるり、視線を戻して再び天井を仰ぎ、思い起こすように思案する。
「……あぁ……」
思い、起こす。
『凄いよねぇ、そんな風に言えちゃう彼だから、好きなんだよね』
『彼女のそういう所がさぁ、やっぱり惹かれるんだよねぇ……』
『ていうか君さぁ、どうしたらこっち向いてくれるんだろうねぇ』
独り言のつもりで、淡々と、さりげなく。
零した好意と、ささやかな文句。
逃げ出した、彼が。明日からもまた同じように喋りかけてくるかどうかは知らないけれど、今度は、聞いてやろうと思った。
そうして、いつか、言ってやるのだ。
「そういう話は、本人に言えよ」
それはもう、飛び切り意地の悪い顔を、して。
弐壱百絵師
うちの子同士の2ピンは実は初めてなのです…!
併せもどきは一回やってるけど、あくまで他人のつもりだったので、ピンはやんないつもりでした。
でした。
天啓が降りて、やるしか…!てなった←
マギラントのお宿はお洒落さんね!
てか、発注した段階で、窓越しのお喋りって窓どうやって開けたら成り立つんだろうって思ってはいたけどね、多分上か横に開くんですよね。やっぱりそうなりますよね!ってまず思ったw
あーはいはいはい。みたいな、思いっきり適当な飴さん。
想像してたよりも柔らかい顔しててなんかもうときめくわっ(*ノノ)
ガルさんはガルさんで楽しそうだけど絶対飴さんが聞いてるとは思ってなかったよねと。
独り言状態なのを良い事にあれこれ本音駄々漏れさせちゃって、後で聞いてたとか言われて真っ赤になってそう。
そんな想像の産物が上のだぶーんになりますわけでして!
恐らくラッドシティまでのやり取りだろうと思いまして。
マギラントではちゃんと聞いてるし聞かれてるし、会話らしいものが成立すると思います。
ていうかしてるだろうこのピンの雰囲気的に!!
うへへ、うへへ、つーか良いとこ住んでんなお前ら。
多分ガルさんの方が狙って隣に来てるんだと思われる。
なんだかんだいって仲良しになっちゃったお二人のほのぼのな一枚、ありがとうございました!
窓辺でぼんやりしていれば、同じように窓辺に凭れて、やぁ、なんて軽い調子で掛けられる声。
初めの内こそ視線に会釈、それなりの誠意らしいものは返していたが、すぐに止めた。
変わらないからだ。返事をしようとすまいと、窓辺のそれが取る行動は。
「そしたらさぁ、今度は――」
閉じる事を知らないのか。喋りだしたら止まらない口は、あれやこれやと話題を摘んでは囀る。
返事があろうと、なかろうと。
「そう言えば昨日も……」
「なぁ」
ぴたり。
問う声に、初めて、止んだ声。
背を預けていた桟越しに振り返れば、きっと、きょとんと不思議そうな顔が見つめてくるのだろうけど。
生憎と、それを確かめる気には、ならなかった。
ぼんやり。変わらず空色の天井を見上げながら、独り言のように呟く。
「その話、いつまで聞いてればいいわけ?」
何気ない疑問に、返る言葉はない。
黙ったまま、過ぎる時間。
あぁ、久しぶりに静かだな。思った頃に、ようやく、返答。
「……聞いてたの?」
心底意外そうな声に、そんな気はなかったはずなのに、思わず、振り返る。
声と同じように、心底意外そうな顔が、金の瞳をぱちくりと瞬かせながら見つめていた。
「……別に、聞いてたわけじゃねーけど」
「え、あ、だよね……あはは、だよねぇー」
怪訝な顔をすれば、へらり、誤魔化すように笑われる。
「それじゃ、俺はもう出かけるから、またね」
いつもとは、逆。お喋りにうんざりして部屋に引っ込むのは自分の方なのに、今日は、相手の方が先に姿を消した。
逃げる、ように。
そんな印象に、ゆるり、視線を戻して再び天井を仰ぎ、思い起こすように思案する。
「……あぁ……」
思い、起こす。
『凄いよねぇ、そんな風に言えちゃう彼だから、好きなんだよね』
『彼女のそういう所がさぁ、やっぱり惹かれるんだよねぇ……』
『ていうか君さぁ、どうしたらこっち向いてくれるんだろうねぇ』
独り言のつもりで、淡々と、さりげなく。
零した好意と、ささやかな文句。
逃げ出した、彼が。明日からもまた同じように喋りかけてくるかどうかは知らないけれど、今度は、聞いてやろうと思った。
そうして、いつか、言ってやるのだ。
「そういう話は、本人に言えよ」
それはもう、飛び切り意地の悪い顔を、して。
弐壱百絵師
うちの子同士の2ピンは実は初めてなのです…!
併せもどきは一回やってるけど、あくまで他人のつもりだったので、ピンはやんないつもりでした。
でした。
天啓が降りて、やるしか…!てなった←
マギラントのお宿はお洒落さんね!
てか、発注した段階で、窓越しのお喋りって窓どうやって開けたら成り立つんだろうって思ってはいたけどね、多分上か横に開くんですよね。やっぱりそうなりますよね!ってまず思ったw
あーはいはいはい。みたいな、思いっきり適当な飴さん。
想像してたよりも柔らかい顔しててなんかもうときめくわっ(*ノノ)
ガルさんはガルさんで楽しそうだけど絶対飴さんが聞いてるとは思ってなかったよねと。
独り言状態なのを良い事にあれこれ本音駄々漏れさせちゃって、後で聞いてたとか言われて真っ赤になってそう。
そんな想像の産物が上のだぶーんになりますわけでして!
恐らくラッドシティまでのやり取りだろうと思いまして。
マギラントではちゃんと聞いてるし聞かれてるし、会話らしいものが成立すると思います。
ていうかしてるだろうこのピンの雰囲気的に!!
うへへ、うへへ、つーか良いとこ住んでんなお前ら。
多分ガルさんの方が狙って隣に来てるんだと思われる。
なんだかんだいって仲良しになっちゃったお二人のほのぼのな一枚、ありがとうございました!
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プロフィール
HN:
飴と花
性別:
男性
自己紹介:
飴:キルフェ。不機嫌なお友達
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
あっち女子部屋、こっち男子部屋
メッセ登録してみました。
出現率は低率の予感ですがお気軽に
mai-maieb@hotmail.co.jp
登録時にはメールも一緒に送ってくださると確実です
ブログ内のイラストは、株式会社トミーウォーカーの運営する『エンドブレイカー!』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権はキルフェPLに、著作権は各絵師様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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