エンドブレイカー学園ではないのかもしれない。
でもエンドブレイカー学園が主流なら多分ガルさんはそれ。
飴さんは私立の高校だと思います。
喪娘と末子はどうしよう。本気狩るなユニット組んでもいいけど末子側は多分誰もやんねーしな。
折角なのでお揃いがいいし、様子見しとこ。

そんなこんなな教師さんたちの一日をちらり。
あ、絡み、ネタ合わせのお誘いは歓迎です（ｷﾘﾘ

　ケータイのアラームがピリピリと鳴り響く。
　流行の曲なんて、教えてもらったってさっぱりだから、いつも無機質な定型音。
　ぼんやりとした目を軽くこすって、起き上がって。
　まず最初に時間を確認。午前５時。
　確か今日は運動部の朝練習もなく、体育館は誰も使う予定がない。開けなくていい。早く行かなくていい。
「……飯でも作るか」
　隣の部屋の友人が起きるまで一時間ほど。
　身支度を調えて朝食を作っていれば、大体そんなものかと思案して、欠伸を噛み殺す。

　朝は目覚まし時計の音に一瞬だけ晒されて、すぐに乱暴に消し止める音が聞えて。
「遅刻すんぞ」
　ぶっきらぼうな声に、起こされる。
「うー……もうちょっと寝たい……」
「そういう台詞は布団入って言えよ」
「……え？」
　なんか硬くて冷たいと思ったら、床だった。
　天井からちょっと視線をそらせば見上げられるベッドは、くしゃくしゃなシーツがかけられているだけで、布団は反対側。
　気がついてむくりと起き上がれば、櫛が放られる。
「いつもながら、すげぇな、それ」
「んー……あー、直すの時間かかりそうー」
　ぐしゃぐしゃの髪を指先で遊んで、時計を確認する。多分ぎりぎり。
「ご飯はー？」
「仕方ねーから作ってやった。残してったら張っ倒すからな」
「食べる食べる。いつもありがと」
「いつもでもねーだろ」
　鏡の前で髪を直しながら、鏡越しにへらりと笑いかけれれば、すぐに目を逸らして出て行かれた。
「照れなくってもいーのにー」
　だらしない顔のままで、笑って。
　改めて鏡を見つめた時には、真剣な顔で。
「さぁーって、今日もがんばろっかぁ」
　一日の始まりなんて、大体そんなもん。