かっとなってやった。反省はしていない

そんな台詞が非常に似合いそうな色々とあれであれなよその子ごめん。
いいつつ、よその子もうちの子も出てきている気配がまるでない←
あと、かなり読みにくいと思われます。仕様です

そんな感じのおはなし。

　あめだまの だいすきな ねずみさんがおりました
　くちのなかには いつでも あめだまがころころ
　おきにいりの こびんのなか、ぼうのついた あめだまがころころ
　けれど ねずみさんは すこしきがみじかくて、せっかくのあめだまを がりがりと かみくだいてしまうことがよくありました
　おきにいりの こびんのなか、きょうは、あめだまひとつきり　
　ぷぅ、とほおを ふくらませて、さいごのひとつを くちにいれた ねずみさんは、あたらしい あめだまを かいにでかけることにしました
　なれたみちを とことこと あるいていると、いつもは みないものを みつけました
　なんと、みちばたに あめだまが おちていたのです
　ねずみさんは おどろきました。そして くびをかしげました。こんなところに あめだまがあるなんて
　おかしいと おもったけれど、じっと みつめていた ねずみさんは、とことこと、あめだまに あゆみよっていました
　そのときです
　がさっ と ものおとひとつ したかとおもえば、あたまの うえから なにかがふってきました
　ねずみさんが かおをあげるよりはやく、ふってきた なにかは ねずみさんのうえに ぽてんとちゃくち
「ねずみほかくせいこうー」
　べしゃりとつぶされた ねずみさんの せなかからきこえてくる、きゃっきゃっとはしゃいだこえ
　じたばたしていたねずみさんは それをきいて、また、ぷぅ、とほおを ふくらませました
　とくいげにわらって、ねずみさんの みみをぐいぐいと ひっぱっていたのは、ねこさんでした
「おもたい、どけよ」
「はなしたらにげるからだめー」
　にこにこと わらいながらいう ねこさんに、ねずみさんは くちを へのじにまげました。
　そして、ついつい、くちのなかにあった だいじな だいじな さいごのひとつのあめを、がりがりと かみくだいてしまったのです
　きがついたのは、のみこんでしまったあと
　べしゃりとつぶれたしせいのまま、ねずみさんは、えい、とねこさんに ずつきを おみまいしてやりました
　おどろいたのは ねこさんです。ねずみさんの とつぜんのこうげきに、ころん、とうしろにころがって、めをぱちくりとさせました
　あごのしたが ひりひり。けれど そんなことは きになりませんでした。
　たちあがって ねこさんをにらんだ ねずみさんの、すねたようなかおに、おもわず、わらっていたのです
「おっかなーい」
　きゃっきゃっ、と。はしゃいだこえでいった ねこさんは、そのまま ひらりと どこかへいってしまいました
　ねずみさんは そんなねこさんを にらんでいましたが、おいかけることは しませんでした
　そんなことよりも、だいすきなあめだまが なくなってしまったことが、かなしかったからです
「あめだま……」
　つぶやいた ねずみさんのこえは、しょんぼりとして げんきがありません
　くちのなかはからっぽ
　こびんのなかもからっぽ
　とぼとぼと、ねずみさんはあるきだしました
「ねずみーねずみー」
　よばれるこえに ふりかえったねずみさん
　そこには、ぱたぱたと てをふるねこさんがいました
「わすれものー」
　ぽい、と。ねこさんは ねずみさんにむけて、りょうてで なにかをなげてきました
　おどろきながらも それをうけとめた ねずみさんのてには、おおきなびん
　なかには、いろとりどりのあめだまが、ころころ
　めをぱちくりとした ねずみさんをみて、ねこさんは、きゃっきゃっ、とたのしそうにわらって、またどこかへいってしまいました
「たくさん……」
　ねずみさんは ほんわりとしたかおで びんをだきしめると、とことことあるきだしました
　かえったら、どのあじをたべようかな
　おともだちの きつねさんと うさぎさんにも、わけてあげようかな
　それから
「ありがとう」
　そのうち、ねこさんにも






苦情は受け付けません＾＾
金庫番と飴鼠です。
飴さんと猫さんではありません
なんか、うん、かっとなってやった＾ｐ＾