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TW3より飴(c05383)と花(c11349)の日記跡地。 現在の主な成分:頭の可哀相な背後。よその子ごめん。仮プレ。飴花の(背後に対する)不満。たまに遊びに来る喪(c08070)と石(c28018)。力関係はPC≧PL。
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 吊り上がった目を更にきつく吊って。
 鮮血色の瞳をした女は吐き捨てた。

+ + + + + + + + + +
 小洒落たカフェのオープンテラス。仲の良い友人と、ちょっぴり優雅なアフタヌーンティを楽しんでいた所へ、それは現れたのだ。
「ねぇ、彼女達、暇? 良かったらお兄さん達と遊ばない?」
 ありがちな、ナンパ。向かい合って腰を掛けていた少女が顔を上げて、ぱっちりとした瞳で声の主を見定める。
 視線の流れを見つめて、気が付けば眉を潜めていた。
「んー、でも、これから買い物に行く予定だしなあ」
「えー。いいじゃんいっしょに行けばさぁ。洋服? お近づきの印にプレゼントさせてよ、ね」
 がたんっ。
 短い会話を聞ききるのさえ億劫だといわんばかりの不機嫌な顔で、乱暴に席を立った吊り目の女に、少女はちらと視線をやって、隠し切れない愉悦を口許に湛えながら首を傾げてみせた。
「どうしたの?」
「行こ」
 ぐいと少女の腕を引き、テラスを後にしようとする女に、ナンパ男は驚いたように食い下がった。
「ちょっとちょっとちょっと、せめてもう少しお喋りしてからでもいいだろ」
「煩い」
「気の強いお姉さんだなぁ、ねぇ、君からも言ってあげてよ」
 聞く耳を持たない女の態度に苦笑しながら、まだ話せそうだと感じたのだろう少女へ、助け舟を求めた男。
 それを受けて、少女はもったいぶる様にしながら、するりと女の腕に指を絡め、甘えるように擦り寄った。
「だってさ。ねえ、どうする?」
 男達からは見えない表情は、今の状況を愉しんでいる。
 その顔が、告げているような気がした。
 いつも通りでいいじゃない。と。
「…………」
 じとり、と。少女を拗ねたような顔で一睨みだけしてから、ちらり、自分より随分と背の高い男を見上げた。
 す、と少女と男の間に入るように一歩進み出て、探るように見つめる視線は、身長差の影響で自然と上目遣いに見えて、男達の期待値を上げたのだけれど。
「寄るな、下衆」
 吐き捨てた声は、突っぱねていた時より一層低く殺気立っていて、薄らと細められた瞳には蔑みさえ窺えた。
 あまりの暴言に茫然とする男からはさっさと視線を外し、女は少女の腕を引いて、その場を後にした。
 歩みを進め、遠ざかるほどに、傍らの少女の漏らす笑い声は大きくなる。
「もー、ホント可愛いんだからー。ふふ、ちょっと勿体無かったかなー」
「何言ってるのよ。あんなの相手にする必要ないよ」 
「んー。そうだね……あ、でもー、もうちょっと紳士的なおじ様だったら、考えてたかもー」
「男なんて皆一緒よ」
 今一つ噛み合わない会話を繰り返しながら、彼女達は穏やかな午後の街を行く。
 ふらふらと無防備を装う少女の影響か、その後も似たようなやり取りが何度か続いたのは、余談。
 四度目を迎えた辺りで、口より先に女の手が出たのは、更に余談……。






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時を駆けようよその子ごめん第二弾。
仲良しこよしな女子二人を全力で捏造。
子猫ちゃんはわざとやってくれると信じて疑わない←
女子同士はべたべたいちゃいちゃするくらいが可愛いと思う。そんな願望の詰め合わせ。
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プロフィール
HN:
飴と花
性別:
男性
自己紹介:
飴:キルフェ。不機嫌なお友達
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
あっち女子部屋、こっち男子部屋

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