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TW3より飴(c05383)と花(c11349)の日記跡地。 現在の主な成分:頭の可哀相な背後。よその子ごめん。仮プレ。飴花の(背後に対する)不満。たまに遊びに来る喪(c08070)と石(c28018)。力関係はPC≧PL。
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第三者視点。
=小噺形式みたいな。
=人が喋るよりも多分こっちのほうが得意な気がするので設けてみたよカテゴリー。

とりま酒場行ってきたよ編でも。

+ + + + + + + + + +

 とても遠い所で、男はその光景を眺めていた。
 溢れるように居並ぶ、人。
 エンドブレイカーに情報を提示する情報屋の姿どころか、彼らが常に姿を置く酒場の様相さえ見えない。
 もっとも、当然といえば当然のことである。巻き込まれない範囲からもう一回り離れたところは、中を覗くにはあまりに遠い。そんな場所に佇む男の目に、何が映るはずもないのだ。
 とは、言え。男の性格というものを加味すれば、その位置はひどく妥当なのだ。
「……面倒くせぇ……」
 ぽつり、と。口癖にも似た台詞を零し、眉を寄せて不機嫌の表情を作ると、男は凭れかかっていた壁から離れ、そのまま踵を返した。
 人と関わるのは、面倒なのだ。彼、キルフェ・ラウネンにとっては。
 対人的な関係の一切を拒むというほどの人間嫌いではないものの、わざわざ人で溢れるような場所に飛び込んで行く気はしない。
 この状況が続くのなら、その間は、そこは自分の居場所ではないのだと、そう、判断する思考を、キルフェは持っていた。
 酒場を離れ、それから、特に何をするという明確な目的を持たぬまま、キルフェは懐を漁り、棒付の飴を一つ取り出した。包みを開いて口に含めば、かすかな酸味を伴った甘い味が広がる。
 あぁ、苺味か。王道だな。そんなことをぼんやりと考えながら、最近腰を落ち着けることとなった場所への『帰路』を、歩んでいた。





みんなマジ本気出しすぎだろ。
予約抽選がデフォルトな状況っていつまで続くかねぇ。
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プロフィール
HN:
飴と花
性別:
男性
自己紹介:
飴:キルフェ。不機嫌なお友達
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
あっち女子部屋、こっち男子部屋

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