TW3より飴(c05383)と花(c11349)の日記跡地。
現在の主な成分:頭の可哀相な背後。よその子ごめん。仮プレ。飴花の(背後に対する)不満。たまに遊びに来る喪(c08070)と石(c28018)。力関係はPC≧PL。
+ + + + + + + + + +
「新しいアビリティ覚えたよぉ。褒めて褒めてー」
「はいはいそりゃ良かったね。つーかあんた威力が乏しいからどうこう言ってなかったか?」
「それはそうやねんけども、ほら、うち、プラスワン好きやから」
「ほら、とか言われても知らねーっつの」
距離の離れたソファが二つ。一人掛けの、真っ黒な革張りのそれは、座れば意外と柔らかい。花の名を冠した彼のお気に入りで、膝を抱えて座り込むことが多かった。
対して、いつも気に入りの飴を銜える姿が板についている彼は、その柔らかさが妙に居心地が悪いらしい。長く腰を降ろすことはあまりせず、大抵の会話は立ったまま流していた。
「ちゅうか、ブラックスコールの強化アイテムとか、持ってないん? やっぱ威力は欲しいし、あったら恵んで欲しいんやけど」
「生憎第4アビの強化自体手元にねーよ。欲しけりゃ自力で拾って来い」
「そら残念。うち死の一撃外してもうたから、いま一個無駄なんあるんにぃ」
肘掛に凭れ、だらだらと文句を連ねる花の言葉に、眉を寄せて。面倒臭そうな溜息をつきながら、ずるずる、どこからか大きな袋を引きずってきて、突きつけた。
「好きなの持ってけよ。あんたよりは持ってる」
「ふふ、さすが。持つべきものは、気の利く友人、やねぇ」
「…………あんたとダチになった覚えはまったくねーけど」
「うん、うちもないよぉ」
あっけらかんと言っては笑う花の態度は、度々神経を逆撫でされるが、慣れたものだ。腹を立てることもあるにはあるが、そうすること自体無駄だと、割り切れる。
「なんで、できんのやろねぇ」
がさ、ごそ、と。のんびりとした仕草で袋を漁りながら、独り言のように語る。
「うちのことは、こんなに簡単にあしらえるんに」
妙に艶のある髪と、袋の口に隠れて窺えない表情だが、薄らと意地の悪い笑みが浮かんでいることは、容易に悟れた。
誰かと、誰か。知った人間同士の関係性に触れる時、彼はいつも、そんな顔をする。
拗ねた顔をするのを判っていて、あえて、触れるから。せめて冗談だと知れる顔をしているとでも言うのだろうか。
……そんな気の利いたことが出来るなら、そもそも無駄にからかったりはしないだろうと思い直して、辟易する。自然と零れる溜息に、彼は、声を上げて笑った。
「あはっ。そない素っ気無くせんでもええやん。ごめんって……」
「俺は」
遮るように告げるときは、ほんの少し語気を強くする。
癖のようなそれは、まるで、自分の背中を押すようで。
微笑ましいと、少し思う。
「俺は、ちゃんとあんたのことも、嫌いだよ」
本心と差異のない、けれど、裏のある言葉。
それを、それと、知っているから。
零れるのは、笑みばかりだった。
「ふふ、酷いわぁ」
真白で黒い、殺風景な『家』は。
今日も、愉快な日常を紡いでいた。
--------------------------------
というわけでガルさんも25レベルになりました。
わいわい。やっぱり威力がちょっと切ないですが、ブラックスコールを活性化することにしました。
どうせ、近距離は獣腕、遠距離はブレスですから。おまけおまけ。
AI行動がちょっと変わるかもしれん。火ばっか吐いてたらごめん(笑
で、レベル上げるのと新しい防具探すのにちょこちょこ潜ってたんですけど、一向に出ませんね、強化アイテム。
んん。まぁ、自分等そこまでいらんからいいけどな。折角配布してるんだから、新しいのも並べたいよねという。
ぼちぼち集まってくといいな。うん、また時間見つけて潜ろう。
ガルさんは飴さんには甘えたです。
童心に返ってきゃっきゃしても許される相手だから←
飴さんは逆にガルさん見てると冷静になる。
駄目だこいつはやく何とかしないとに近い認識かもしれない←←
ここの中だけでな。外出たら他人だ!
「はいはいそりゃ良かったね。つーかあんた威力が乏しいからどうこう言ってなかったか?」
「それはそうやねんけども、ほら、うち、プラスワン好きやから」
「ほら、とか言われても知らねーっつの」
距離の離れたソファが二つ。一人掛けの、真っ黒な革張りのそれは、座れば意外と柔らかい。花の名を冠した彼のお気に入りで、膝を抱えて座り込むことが多かった。
対して、いつも気に入りの飴を銜える姿が板についている彼は、その柔らかさが妙に居心地が悪いらしい。長く腰を降ろすことはあまりせず、大抵の会話は立ったまま流していた。
「ちゅうか、ブラックスコールの強化アイテムとか、持ってないん? やっぱ威力は欲しいし、あったら恵んで欲しいんやけど」
「生憎第4アビの強化自体手元にねーよ。欲しけりゃ自力で拾って来い」
「そら残念。うち死の一撃外してもうたから、いま一個無駄なんあるんにぃ」
肘掛に凭れ、だらだらと文句を連ねる花の言葉に、眉を寄せて。面倒臭そうな溜息をつきながら、ずるずる、どこからか大きな袋を引きずってきて、突きつけた。
「好きなの持ってけよ。あんたよりは持ってる」
「ふふ、さすが。持つべきものは、気の利く友人、やねぇ」
「…………あんたとダチになった覚えはまったくねーけど」
「うん、うちもないよぉ」
あっけらかんと言っては笑う花の態度は、度々神経を逆撫でされるが、慣れたものだ。腹を立てることもあるにはあるが、そうすること自体無駄だと、割り切れる。
「なんで、できんのやろねぇ」
がさ、ごそ、と。のんびりとした仕草で袋を漁りながら、独り言のように語る。
「うちのことは、こんなに簡単にあしらえるんに」
妙に艶のある髪と、袋の口に隠れて窺えない表情だが、薄らと意地の悪い笑みが浮かんでいることは、容易に悟れた。
誰かと、誰か。知った人間同士の関係性に触れる時、彼はいつも、そんな顔をする。
拗ねた顔をするのを判っていて、あえて、触れるから。せめて冗談だと知れる顔をしているとでも言うのだろうか。
……そんな気の利いたことが出来るなら、そもそも無駄にからかったりはしないだろうと思い直して、辟易する。自然と零れる溜息に、彼は、声を上げて笑った。
「あはっ。そない素っ気無くせんでもええやん。ごめんって……」
「俺は」
遮るように告げるときは、ほんの少し語気を強くする。
癖のようなそれは、まるで、自分の背中を押すようで。
微笑ましいと、少し思う。
「俺は、ちゃんとあんたのことも、嫌いだよ」
本心と差異のない、けれど、裏のある言葉。
それを、それと、知っているから。
零れるのは、笑みばかりだった。
「ふふ、酷いわぁ」
真白で黒い、殺風景な『家』は。
今日も、愉快な日常を紡いでいた。
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というわけでガルさんも25レベルになりました。
わいわい。やっぱり威力がちょっと切ないですが、ブラックスコールを活性化することにしました。
どうせ、近距離は獣腕、遠距離はブレスですから。おまけおまけ。
AI行動がちょっと変わるかもしれん。火ばっか吐いてたらごめん(笑
で、レベル上げるのと新しい防具探すのにちょこちょこ潜ってたんですけど、一向に出ませんね、強化アイテム。
んん。まぁ、自分等そこまでいらんからいいけどな。折角配布してるんだから、新しいのも並べたいよねという。
ぼちぼち集まってくといいな。うん、また時間見つけて潜ろう。
ガルさんは飴さんには甘えたです。
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プロフィール
HN:
飴と花
性別:
男性
自己紹介:
飴:キルフェ。不機嫌なお友達
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
あっち女子部屋、こっち男子部屋
メッセ登録してみました。
出現率は低率の予感ですがお気軽に
mai-maieb@hotmail.co.jp
登録時にはメールも一緒に送ってくださると確実です
ブログ内のイラストは、株式会社トミーウォーカーの運営する『エンドブレイカー!』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権はキルフェPLに、著作権は各絵師様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
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