TW3より飴(c05383)と花(c11349)の日記跡地。
現在の主な成分:頭の可哀相な背後。よその子ごめん。仮プレ。飴花の(背後に対する)不満。たまに遊びに来る喪(c08070)と石(c28018)。力関係はPC≧PL。
+ + + + + + + + + +
それは雨上がりの午後。
やたらと機嫌の悪い空を眺めながら、いつもの場所でのんびりと過ごしていた。
ぽたぽたと雫を零す大樹の葉をぼんやりと目でなぞり、あぁ、虫食いだ、などとどうでもいいことを思案したりして。
その場にしては珍しくも、一人を満喫していた。
誰か来ないかな。少ししっとりとした幹に凭れかかり、胸中で呟く。
ゆらゆらと首を傾げながら、また少し冷えてきたなと、視線を降ろした時だった。
目に映ったのは、見知った姿。
視線を合わせても、表情を変えない。珍しく。
普段なら……ほんの少し、からかいを含んだ態度の多い、普段なら。きっちりとした正装に眼鏡を光らせる彼は、かすかに表情を曇らせるのだ。
嫌われている、とか。そんな雰囲気はあまり感じないけれど。苦手意識くらいは凭れているのかもしれない。
それはそれで楽しいと思っているから、改める気はないのだけれど。
ひらりと手を振って挨拶代わりにすれば、彼は軽く会釈をして、大樹の屋根に入った。
「他の方はいらっしゃらないみたいですね」
「そ。珍しいこともあるもんやろぉ。おかげさんで、暇なんよ」
いい所にきてくれた。そう告げるように微笑めば、横目に視線だけを投げられる。
探るような、窺うような、普段は見ない、目。
小首を傾げてみせると、彼は小さく溜息をついて、手袋に覆われた指先で眼鏡を上げる。
「ギガンティアにでも、行きません?」
珍しいことも、あったものだ。今日は、つくづく。
「んー。何、デートのお誘い?」
「二人きりじゃないですから、そうとは呼びませんね。それ以前の問題でもありますが」
さらりとした返答に、肩を竦める。慣れられたのだろうか。明らかに冗談だと判る台詞には、最近、面白い反応を返してくれなくなった。
それが、なんだか、彼との距離が縮まったような気になって。
――思わず、笑った。
「あは……連れんこと言うなぁ。珍しいお誘いに、ちょっと期待したんに」
「珍しいですか? ……そう、かも知れませんね」
わずかの思案を挟んでから頷く姿に、満足が過ぎる。
けれど。
「珍しく、あなたが悩んでいるようでしたので、つい」
さらり、紡がれた言葉に、目が丸くなった。
返す言葉を、考えて、考えて、考えて。
何も、出てこなかった。
「そ、やろか……」
間を繋ぐ言葉は、まるで動揺しているよう。
実際、動揺していたのかもしれない。
彼は、自分には無関心だと思っていたのだけれど。時々、意外な所で、視線を認識する言葉を寄越されるから……困る。
気持ちの揺れる感覚は、好きじゃ、ないのに。
「雨の振る前に、行ってしまいましょうか」
何の気なく、素っ気無く、屋根を抜けて歩き出した彼の背中を、ほんの一瞬だけ恨めしげに見つめた。
ずるい、と。
唇だけで告げて、後を追う。
「どこ、行くん?」
「最近見つかったところと思ってますが……あれじゃ気晴らしにはなりませんかね」
血と腐肉の海を思案の端に過ぎらせて、肩を竦める。確かにあれは、気を晴らすような場所には見えないが、新しい場所と言うだけで踊る感情があるのは、それはそれで、事実で。
「ええよ、どこでも。えげつないとこのが、暴れ甲斐あるやん」
ふふ、と笑みを零し、羽織っていただけの着物を緩く纏う。
背を向けた空は、やっぱり、不機嫌な顔をしていた。
------------------------
……あれ?ヴァルガリウスってアクスヘイムだっけ?^p^
こまけぇこたぁいいんだよ。ですね。うん。
やぁ、珍しいこともあったもんだ。
あ。特に何かあったわけじゃねーですよ?だけは言っておくべきかしら。
とりあえず、コメントくれた人は勝手に引きずり込むことにした他所の子ごめん。←
似てないとか知らないよ!誰とも言ってないんだから!!←←
やたらと機嫌の悪い空を眺めながら、いつもの場所でのんびりと過ごしていた。
ぽたぽたと雫を零す大樹の葉をぼんやりと目でなぞり、あぁ、虫食いだ、などとどうでもいいことを思案したりして。
その場にしては珍しくも、一人を満喫していた。
誰か来ないかな。少ししっとりとした幹に凭れかかり、胸中で呟く。
ゆらゆらと首を傾げながら、また少し冷えてきたなと、視線を降ろした時だった。
目に映ったのは、見知った姿。
視線を合わせても、表情を変えない。珍しく。
普段なら……ほんの少し、からかいを含んだ態度の多い、普段なら。きっちりとした正装に眼鏡を光らせる彼は、かすかに表情を曇らせるのだ。
嫌われている、とか。そんな雰囲気はあまり感じないけれど。苦手意識くらいは凭れているのかもしれない。
それはそれで楽しいと思っているから、改める気はないのだけれど。
ひらりと手を振って挨拶代わりにすれば、彼は軽く会釈をして、大樹の屋根に入った。
「他の方はいらっしゃらないみたいですね」
「そ。珍しいこともあるもんやろぉ。おかげさんで、暇なんよ」
いい所にきてくれた。そう告げるように微笑めば、横目に視線だけを投げられる。
探るような、窺うような、普段は見ない、目。
小首を傾げてみせると、彼は小さく溜息をついて、手袋に覆われた指先で眼鏡を上げる。
「ギガンティアにでも、行きません?」
珍しいことも、あったものだ。今日は、つくづく。
「んー。何、デートのお誘い?」
「二人きりじゃないですから、そうとは呼びませんね。それ以前の問題でもありますが」
さらりとした返答に、肩を竦める。慣れられたのだろうか。明らかに冗談だと判る台詞には、最近、面白い反応を返してくれなくなった。
それが、なんだか、彼との距離が縮まったような気になって。
――思わず、笑った。
「あは……連れんこと言うなぁ。珍しいお誘いに、ちょっと期待したんに」
「珍しいですか? ……そう、かも知れませんね」
わずかの思案を挟んでから頷く姿に、満足が過ぎる。
けれど。
「珍しく、あなたが悩んでいるようでしたので、つい」
さらり、紡がれた言葉に、目が丸くなった。
返す言葉を、考えて、考えて、考えて。
何も、出てこなかった。
「そ、やろか……」
間を繋ぐ言葉は、まるで動揺しているよう。
実際、動揺していたのかもしれない。
彼は、自分には無関心だと思っていたのだけれど。時々、意外な所で、視線を認識する言葉を寄越されるから……困る。
気持ちの揺れる感覚は、好きじゃ、ないのに。
「雨の振る前に、行ってしまいましょうか」
何の気なく、素っ気無く、屋根を抜けて歩き出した彼の背中を、ほんの一瞬だけ恨めしげに見つめた。
ずるい、と。
唇だけで告げて、後を追う。
「どこ、行くん?」
「最近見つかったところと思ってますが……あれじゃ気晴らしにはなりませんかね」
血と腐肉の海を思案の端に過ぎらせて、肩を竦める。確かにあれは、気を晴らすような場所には見えないが、新しい場所と言うだけで踊る感情があるのは、それはそれで、事実で。
「ええよ、どこでも。えげつないとこのが、暴れ甲斐あるやん」
ふふ、と笑みを零し、羽織っていただけの着物を緩く纏う。
背を向けた空は、やっぱり、不機嫌な顔をしていた。
------------------------
……あれ?ヴァルガリウスってアクスヘイムだっけ?^p^
こまけぇこたぁいいんだよ。ですね。うん。
やぁ、珍しいこともあったもんだ。
あ。特に何かあったわけじゃねーですよ?だけは言っておくべきかしら。
とりあえず、コメントくれた人は勝手に引きずり込むことにした他所の子ごめん。←
似てないとか知らないよ!誰とも言ってないんだから!!←←
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無題
(きょろきょろ) (きょろきょろ)
うんやっぱり私だひゃっほい!
背後で失礼します有り難うございますまさかSS素敵すぎるあわわわ!!!…落ち着こうか。
ジュライの背後ですコンバンハ!
見た瞬間本気で愛を叫びながら夜道を全力疾走したくなりました。
ま、まさか書いていただけるなんて…
素敵すぎる空気、繊細な表現…っ。
嗚呼キュンキュンしすぎてちゃんと感想を言えないのがもどかしい!
この雰囲気最高ですもん!!
似てないなんてないよ似てるよ!!
この眼鏡カッコええじゃねえかとか思っちゃったし!
いつもとちょっと違うガルさんに抱きつきたいと思うし!!!
…とテンションが可笑しくて変に長文になりそうなので一先ず。
有り難うございました!!!!!
これは私の生きる糧、宝物として永久保存させていただきます…!!(深々)
うんやっぱり私だひゃっほい!
背後で失礼します有り難うございますまさかSS素敵すぎるあわわわ!!!…落ち着こうか。
ジュライの背後ですコンバンハ!
見た瞬間本気で愛を叫びながら夜道を全力疾走したくなりました。
ま、まさか書いていただけるなんて…
素敵すぎる空気、繊細な表現…っ。
嗚呼キュンキュンしすぎてちゃんと感想を言えないのがもどかしい!
この雰囲気最高ですもん!!
似てないなんてないよ似てるよ!!
この眼鏡カッコええじゃねえかとか思っちゃったし!
いつもとちょっと違うガルさんに抱きつきたいと思うし!!!
…とテンションが可笑しくて変に長文になりそうなので一先ず。
有り難うございました!!!!!
これは私の生きる糧、宝物として永久保存させていただきます…!!(深々)
きゃー!
Σ びっくりした!!
私も思わずきょろきょろしたじゃないかwww
こんばんわ!違う、こんにちわ!!
私はおはようございますですが世間一般的にはこんにちわ!←
え、叫ぶ時は全裸でお願いします←←←
いえ、すみません冗談ですついいつもの癖で(ぺこぺこ
あうあうあうー。こっそり連行したら即効ばれた!
よよよ…自己満足に素敵なコメントありがとうございまするるる。
繊細だ何てそんなもっと褒めt(業火
こふ、えへへ、やっぱりご本人様から大丈夫と言われると安心しますね!わーい(*ノノ)
紳士殿はいつでもかっちょ良いよ!かっちょよすぎるからつい崩したくなるぐらい!←
ガルさんに抱きついたら漏れなく抱き返しますよ!セクハラしまくりますよ!!←←
わたし、てんしょんはいつでもおかしいよ←←←
ΣΣ あわわわわそんな恐れ多い…!(゚Д゚;≡;゚д゚)
えとえとえと。
このコメントで許可を頂いたと認識しました又欠きます(キリリッ←←
わーいありがとうございましたー(*ノノ)
私も思わずきょろきょろしたじゃないかwww
こんばんわ!違う、こんにちわ!!
私はおはようございますですが世間一般的にはこんにちわ!←
え、叫ぶ時は全裸でお願いします←←←
いえ、すみません冗談ですついいつもの癖で(ぺこぺこ
あうあうあうー。こっそり連行したら即効ばれた!
よよよ…自己満足に素敵なコメントありがとうございまするるる。
繊細だ何てそんなもっと褒めt(業火
こふ、えへへ、やっぱりご本人様から大丈夫と言われると安心しますね!わーい(*ノノ)
紳士殿はいつでもかっちょ良いよ!かっちょよすぎるからつい崩したくなるぐらい!←
ガルさんに抱きついたら漏れなく抱き返しますよ!セクハラしまくりますよ!!←←
わたし、てんしょんはいつでもおかしいよ←←←
ΣΣ あわわわわそんな恐れ多い…!(゚Д゚;≡;゚д゚)
えとえとえと。
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プロフィール
HN:
飴と花
性別:
男性
自己紹介:
飴:キルフェ。不機嫌なお友達
花:ガルデニア。ピンクの似合うお友達。
喪娘と末子も背後は一緒。
あっち女子部屋、こっち男子部屋
メッセ登録してみました。
出現率は低率の予感ですがお気軽に
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登録時にはメールも一緒に送ってくださると確実です
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