思えば時期的に大分前だからうさたんルートがないじゃないか。
と言うわけで作ってみた←←←
うさたんが仲間入りするイベントだよ（*ノノ）
廃屋ロマネスクだから全員集合だよ（（（*ノノ）

ごめん、夏も終わったのに頭沸いてた＾ｐ＾

　団長さんを初め、色んな人が親切にしてくれたおかげで、私の廃屋生活も少し慣れてきた。
　まだ、お話さえしてない人も……居るんだけど。
　とにかく、憧れの人たちとの生活は、まだまだ始まったばかり。少しでもお礼が出来るよう、頑張らなくちゃ。

「あれ……？」

　気合十分、ぐっと拳を握り締めた私の目に、何かが映った。
　何だろう。窓に少し近寄って、身を乗り出してみる。

「……子供？」

　きょろきょろと辺りを見渡して、少し困ったような顔をしてる、小さな子供。
　ひょっとして、ま、迷子！？

「た、大変だ、団長さんにお報せ……！」

　……する前に、あの子を廃屋まで連れてきたほうがいいかな。
　ここには、何があるか判らないんだもの。危険なことがあったら、大変。

　迷子の保護に行く　←♪
　団長に報告に行く



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



　やっぱり、まずはちゃんと安全なところに連れてってあげないとね！

「ねぇ、どうしたの、こんなところで」

　駆け寄って覗き込み、尋ねてみると、子供――可愛らしい女の子だった――は、こっちを見上げてきた。
　大きな赤い瞳が驚いたように私を見つめてくる。

「ま、迷子、かな？」
「ち、違う！　あれだ、その……実は、うん、廃墟マニアなんだ、私は」
「廃墟マニア……？」
「う……だから、その、この廃墟の雰囲気に惹かれて、だな……」

　よくは判らなかったけど、迷子じゃないのかな。
　でも、廃屋の雰囲気に惹かれてきたって言うんなら、やっぱり、連れってあげればいいよね。

「見に行く？」
「へ？」
「私もね、ここに住まわせてもらってるの。案内するよ」
「え…あ、はい……それじゃあ、お邪魔します……」

　なんだか佇まいが上品な子だな。
　それにしても、なんだか自分の家を褒められたみたいで嬉しいな。
　……私の家、じゃ、ないんだけどね。

「……その子供は、一体……？」
「えーっと……け、見学？」

　女の子を廃屋まで連れて行ったら、団長さんに不思議そうな目で見られてしまった。
　女の子も、なんだか気まずそうだ。どうしよう。

「ふうん？　こんな所に一人で来るなんて、どんな根性あるお嬢ちゃんかと思えば、可愛らしいうさぎちゃんじゃねえか」
「あら☆　本当、うさぎみたいね♪　っていうか……迷子とかじゃないの？」

　言葉に詰まっていたら、猫みたいなお兄さんと、元気なお姉さんが寄ってきて声をかけてくれた。
　お姉さんの言葉に、また、女の子が声を上げる。

「わ、私は迷子じゃない！」
「らしいです」
「えと……さっき、見学って言ってましたよね……」
「あ、はい、廃墟マニア？　なんだよね」

　美人なお姉さんの質問に頷いたら、女の子がまた難しい顔をした。
　したけど、何となく頷いてくれた。

「見るもんなんざ何もねーだろ。物好きにも程があんぞ」
「……何も、無くても……惹かれることもあります…から……」

　不機嫌そうなお兄さんと、眠たそうなお姉さんと。いつの間にか人が増えてた。
　あれ、全員集合だ。はじめてみた時以来だな。なんだか嬉しいや。
　思わず笑顔になってけど、団長さんが小さく溜息をついたのを見つけて、慌てて口許を隠した。

「まぁ…なんでも構わん。だが、頻繁に出入りするようなら、署名だけはしておけ」

　女の子にそう言ってから、私の方を見て、思い出したように言う。

「……君もだ」
「は、はい！」

　言われるまま、団長さんに渡された紙に記入していく。
　隣で一生懸命書いてる女の子が、何でこんなことに……とか呟いてた気がするけど……気のせいだと思う。

「できました！」

　さっと二人分纏めて提出すると、団長さんが何かファイルみたいなものにてきぱきと纏めて行った。
　……ひょっとして、あれ、他の人の分の、署名……？
　そういえば私、まだ、皆の名前さえ知らないんだ。
　じいっと見つめていると、視線に気付いたのか、団長さんが振り返る。

「……見る分には、好きにすればいい」
「え、いいんですか？」
「構わん。君も大したことを書いたわけでもなかろう？」
「あ、ありがとうございます！」

 

『廃屋の署名』を閲覧できるようになりました。
ここではキャラクターの情報が確認できます。
一定条件を満たすことで空白の項目を埋めることが出来ます。

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迷子保護選択肢を選ぶとうさたんルートが始まります←←
選ばなくても仲間入りはします。フラグがちょっと足りなくなるかもしれない。
きっとこの村娘が某葱様宅のご息女のような女性になっていくと、いい感じのエンディングが迎えられるんじゃないかと想像。
そして捏造←
名乗らない廃屋の風習だからさ、村娘も皆の名前すら知らんだろ。
だからこのイベントを経由して廃屋の署名でキャラステータスが見れるようになって初めて知るんだよ！
最初は名前だけかな。
狐子ちゃん男子ルートを経由するまで性別は埋まりません←
身長とか年齢とか誕生日とかはキャラごとに関わった分細かくなります。
そして二週目以降は廃屋のコルクボードでスチルが見れるようになるという。

馬鹿でごめん＾ｐ＾